中国高速鉄道 2015年の生産額は4000億元を超える見通し

中投顧問交通産業研究員の蔡建明氏は、「中国高速鉄道の建設許可と建設準備中のプロジェクトから推測すると、2015年に中国高速鉄道の生産額は4000億元を超える見通しだ」と予測しました。

2014年年末に蘭新鉄道、貴広鉄道、南広鉄道と3路線が開通し、時速250km以上の高速鉄道の運営距離は3210km増加しました。
2014年末の時点で全国の鉄道運営距離数は11万kmを超え、そのうち高速鉄道の運営距離は1万5000kmを超えました。

中国の高速鉄道は国内での高成長だけに留まらず、海外の多くの国でも好評を受けています。
中国は少なくとも20か国と高速鉄道の提携や交渉を進めているところで、合計した高速鉄道の距離数は1万kmに上り、投資額も約3兆元に上っています。

招商証券の関係アナリストは「高速鉄道産業の国内外での高成長が鉄鋼産業、高速機関車、電子制御、エネルギー、新材料産業などの成長を牽引し、中国の高速鉄道産業の全産業チェーン対して、より大きな市場需要と成長余地をもたらす」との見解を示しました。

元記事:新華ニュース「http://www.xinhuaxia.jp/social/59568

【解説】
蘭新鉄道は、中国甘粛省の蘭州と新疆ウイグル自治区のウルムチを結ぶ高速鉄道で、3年後には北京とも結ばれる見通しです。
この高速鉄道が開通により、平行している今まで使用されていた路線が貨物中心の路線となり、アフガンとの資源(原油や鉱物)輸送にて利用された場合、前回の記事でご紹介したパイプラインの開通ともあいまって、中国による中東の資源開発が活性化することでしょう。

貴広鉄道は、貴州省と広東省を結ぶ高速鉄道で、南広鉄道は、広西チワン族自治区と広東省を結ぶ高速鉄道です。
この二つの高速鉄道の開通により、広州から貴陽までの最速所要時間は4時間9分となり、従来より16時間以上短縮されます。

この中国による新規鉄道線開通ラッシュのスピードは、世界でも驚嘆の声が上がっています。

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